ポジティブよりもネガティブのほうが話題になる件の考察と解答

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あなたは、

ポジティブな話題
ネガティブな話題

どちらが好きですか?

ほとんどの人は明るく楽しい話題を好むでしょう。誰もすすんで嫌な気持ちになりたくないはずです。

では、無意識に選んでしまうのはどちら?

(例)
同僚の 成功 or ミス
人工甘味料は 安全 or 危険
芸能人の 幸せな結婚 or 醜い不倫

不思議なことに私たちは、ネガティブな話題ばかり追い求めてしまう性質があるようです。

●この記事を書いた人

じゃんぼブログ著者であるじゃんぼさんが、鍛えた体を見せつけている様子の写真。

32歳 元医療従事者 じゃんぼさん

最近、上の写真が「HUNTER×HUNTERのゴンさん」と言われました。いつもは健康やダイエットの情報発信をしています。

さて、ブログを始めて1年がたちます。ありがたいことに読んでくださる方も月に2~3人→100名ほどと爆発的に増えてきました。

そこで今回は「たまには個人ブログらしいことしたいなあ」と考えたので、自由なテーマで書いてみます。お題は『なぜネガティブな話題は広まりやすいのか?』です。

なぜネガティブな話題は広まりやすいのか?

またポジティブな話題は広まりづらいのか?

そして、情報にふりまわされないために、どんな対策があるのか?

この問題を答えるには、順を追った考察が必要です。

病院で8年、ブログとSNSで1年 人の心理と向き合い続けた知識と経験で書きます。

楽しい図解たっぷりです。

「ポジティブな情報」より「ネガティブな情報」が話題になる件

「中田さんって50代のおっさんとパパ活してるらしいよ」
3年前、職場でこんなウワサが流れました。

中田さん(仮名)=20代 女性 1年目の新人ナース

結果を見ればパパ活の事実などなく、たまたまお父さんとランチしていたところを同僚のナース3人に見られただけでした。お父さんとは私も面識があるので間違いありません。

しかし、どこの誰が言い始めたかもわからないパパ活疑惑は、まるで森林火災のような勢いで燃え広がります。

当然、中田さんは「あれは父ですよ」と弁解しました。日頃から明るく、仕事もテキパキこなす彼女のことです。すぐに疑いは晴れるものと思いました。しかし、そう簡単にはいきません。彼女と仲の良かったナースでさえ、距離をおいているように見えました。

気になる話の結末は…
この先、必ずお話します。



さて話は変わりますが「なにごとも信用が大切」👈これは一般的な社会人なら、誰もが納得するひと言でしょう。人間関係や商取引、結婚生活にいたるまで信用が無ければ始まりません。

オオカミの顔と羊の体をもった動物の加工写真。
「オオカミが来たぞ!」少年はウソをついた?それとも…の図

それもそのはず。たった1つの悪い例があるだけで、すべてが悪者になってしまうからです。

3つのカップケーキ

想像してください。
あなたの目の前には、3つのカップケーキが並んでいます。

わー!美味しそう!あなたは目を輝かせます。「でもカロリーが…」と考えつつ、今日くらいはと手を伸ばしそうになりますね。

そんな時、後ろから声をかけられました。
「危険です。この中に1つ下剤入りのケーキがあります。」

それが事実か分からないけれど、もうあなたはケーキを食べる気になりません。

[下剤混入]カップケーキが危険な7つの理由[想像の10倍やばい]

1度ケーキの信用が落ちたら、それに類似するネット記事がたくさん生まれます。例えば [下剤混入]カップケーキが危険な7つの理由[想像の10倍やばい]のような。

なぜなら、

3つの検索欄に「ケーキ 下剤」「ケーキ 危険性」「ケーキ やばい」と入力している様子の画像。

上の画像のようにネットで検索されるからです。検索されるということは、それだけ注目されている(需要がある)ということです。
※ケーキを好きな言葉に入れ替えて下さい。

さらにインターネット上だけでなく書籍として出版され、テレビでは専門家らしき人物が発言します。そうなるともう挽回は不可能です。

結果、ケーキの不買運動が起きたり「ケーキは体に悪い」が常識になることで、本来なら売れるはずの商品がまったく売れなくなります。

デマ1つで取返しがつかない事態に

以上が、1度信用できない情報がまぎれるだけで、すべて台無しになる一例です。具体的な話なら、SNSを見ていると星の数ほどあります。例えば2014年のペヤングのゴキブリ混入事件、2015年のコンビニおにぎりに銀歯が入っていた事件など。

先ほどは3つのケーキを例に出しました。1つに下剤が入っているかも?という情報のせいで、3つすべてに手を出さなくなりましたね?

そしてケーキの安全性が話題になるとネット検索も盛んになります。書籍やテレビで「危険です!」と言われ続ければ「やっぱり!ケーキは食べちゃいけないんだ!」と誤認します。根拠はなくてもそんな気がしてしまいますね。

その結果、本当はおいしく食べられるはずのケーキも売れなくなってしまいます。

「1つわさび入り!」たこ焼きの場合は許されるの図

さて、結局なんの話だったか?というと、

  • ネガティブな情報は拡散されやすい
  • 事実かどうかは関係ない
  • 広まった結果、誰も救われない可能性がある

ということです。

注意!
間違ってはいけません。危険であることが事実なら、ありのままに情報提供するべきです。「注目してほしい」「話題性がある」という理由で捏造することが問題なのです。

人はなぜか信用してしまいます。
よく調べれば事実無根なことや常識的にあり得ないようなことまで。いったいなぜでしょう?2ページでは、もっと踏み込んで考えます。

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